2014年09月12日

vol.002 適正露出(2)

前回の適正露出の話の続きです。

写真を適正露出にするにはどうしたらよいのでしょう。
今回は「3つ」のことを覚えて頂かなければなりません。

まず、カメラはレンズを通過して入ってくる光の量や像をカメラ内のセンサーに投影させているということを理解して下さい。
かめらの絵.jpg

露出(光の量)を決めるのは以下の3つです。

@シャッタースピード(露光時間)
A絞り(f値)
BISO感度

@シャッタースピード(露光時間)
シャッタースピードは文字通りどれくらいの時間光を入れるかということです。
長い時間シャッターを開ければたくさん光が入りますし、短ければ少ないということです。カメラの機種にもよりますが、おおよそ「1/4000〜30秒」の範囲で選ぶことができるようになっていると思います。

A絞り(f値)
絞り(f値)は、光を入れる開口部のことです。
これも機種によりますおおよそ「f3.5〜f36」くらいの範囲で選択可能となっております。f値が小さいと開口部が大きく、f値が大きくなるほど開口部が小さくなります。
ですから、同じ時間シャッターを開けていたとしても、f3.5とf36では後者の方が暗くなります。
また、f値が小さくなるほど被写界深度が浅くなるという特徴があります。被写界深度とはピントが合っている範囲、奥行きのことです。よく見かける背景がボケている写真はf値を小さくし開放気味で撮っているということです。

BISO感度
デジタルカメラは光を電気信号に変えて処理を行っています。
ISO感度を上げる、高くするということは、その電気信号を増幅させるということです。人工的により明るく撮ることができます。「100 200 400 〜 6400 12800 25600」といった感じで選択可能です。ただ良いことばかりではありません。ISOを上げれば上げるほど画像がザラついてしまうという性質があります。
ですから、綺麗な写真を撮りたいのなら、なるべく低い感度で撮った方がよいということになります。

まとめますと、デジタルカメラにおきまして、「露出」というのは「@シャッタースピード(露光時間)、A絞り(f値)、BISO感度」の相関関係で決定されるということです。

カメラのオート撮影機能は、適正露出となるようにこれらの3つを自動でカメラ側が決めてくれているものです。
ですから、できあがった写真が自分のイメージと違うという場合は、カメラ側が決めてくれた3つの設定が自分の思うものと異なっていたということです。
カメラ側の露出選択はごく一般的なものですので、どうしてもこのようになってしまいます。これはしょうがないことです。

カメラをお持ちでしたら、ご自身のカメラをご覧ください。
最近のカメラにはオート撮影モードのほかにも、シャッタースピード優先モード(またはTvモード、Sモード)、絞り優先モード(またはAvモード、Aモード)、手動露出(マニュアルモード、Mモード)があります。
IMG_1119.jpg
オート撮影モードは前述しました通り、全てカメラ任せで撮るということですね。

シャッタースピード優先モードは、シャッタースピードだけは自分で決定して、あとはカメラ側に決めてもらうモードです。

絞り優先モードは、絞りだけ自分で決めて、あとはカメラ側に決めてもらうモードです。

マニュアルモードは、全部自分で決めるモードです。

初心者からのワンステップとしては、オート撮影モードからの脱却で、最終的にマニュアルモードを使えるようになることです。

文字ばっかりで退屈でしょうが、今しばらくご辛抱下さい(^^;)

次回は、@シャッタースピード(露光時間)、A絞り(f値)、BISO感度のそれぞれをもう少し詳しく説明していきます。
posted by 古閑んタッキー at 20:18| Comment(0) | デジカメ講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月17日

vol.001 適正露出(1)

「適正露出」のお話をします。

適正露出とは、何でしょう(・・?

ダラダラと言葉で説明するより実際に見た方が早いと思いますので、まず下の3つの写真をご覧下さい。

@
DSC_1428low.jpg
暗すぎて何が写っているのか分かり辛いかと思います。
これは露出アンダー(ローキー)の状態です。「黒つぶれ」 していると言ったりします。


A
DSC_1428high.jpg
今度は、真っ白すぎてこれまたよく分かりません。
これは露出オーバー(ハイキー)の状態です。「白とび」していると言ったりします。


B
DSC_1428.jpg
B枚目は、「忍空」だということが分かりますね。これが適正露出かなという状態です。

写真は人に見せるためのものです。
何が写っているか分からないものは写真と呼べないと私は思っています。

B枚目の写真を「適正露出かな」と表記したのは、人によって明暗の感じ方には幅がありますので、厳密に適正露出はこの設定だ、これしかない!と断言することは難しいからです。

ですが、この適正露出を理解したうえで、敢えてハイキーやローキーにする表現手法もあります。
例えばこんな感じです。
DSC_0039.jpg

DSC_1409.jpg

では、写真を適正露出にするにはどうしたらいいのでしょう(・・?

ここからは覚えていかなければならないことがいくつか出てきますので、続きは次回ってことで♪
posted by 古閑んタッキー at 12:16| Comment(0) | デジカメ講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月02日

vol.000 はじめに

ご存知のように今や巷にカメラは溢れています。
一眼レフ、ミラーレス機、コンパクトデジタルカメラ、携帯電話等。これだけカメラが身近になったいま、昔に比べるとシャッターチャンスを逃さなくなったように感じます。
一億総カメラマンといっても過言ではないかもしれません。
DSC_0002.jpg

カメラを向ける被写体はそれこそ星の数ほどありますが、どうでしょう、やはり最も多いのは人物写真、それもお子さんの写真ではないでしょうか。
お子さんの写真を撮ることは親の責務ですものね。
「式場の人と結婚式の打合せしよるっちゃけど、うちの親、全然私の写真撮ってないけん、スクリーンに流すものがなくて困っとっとタイねぇ、はぁ〜…」って話はよく耳にします(^-^;
DSC_0002.jpg

ですが、このように生活の中で写真を撮る機会は増えても、できあがった写真を見てみると、どうでしょう。
う〜んなんか違うなぁ、もっと鮮やかだったんだけどなぁ、あの場の雰囲気が全然出てないよなぁ…等々、思ったことはないでしょうか。
やはりせっかく撮るのだったら綺麗に撮りたいものですよね。

そこで、私が思う写真を撮るうえでの最低限必要な知識を紹介していきたいと思います。
あくまで最低限なものとします(私の経験上、あまり堅苦しい理論的なものは知ってて損はないかもしれませんが、役立った!という実感は薄いですし、また私が流暢に物理学的な説明ができるほど優秀なCPUを搭載していないからです…)。

このお話が、皆さんの撮られる写真をよりきらびやかなものへ変えることへの一助となることを祈念いたします。

In bocca al lupo!
DSC_0008.jpg
posted by 古閑んタッキー at 09:23| Comment(0) | デジカメ講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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